ホーム > 八ヶ岳の森つくり > 八ヶ岳にフットパスを >

八ヶ岳にフットパスを

フットパス調査 (昔の道を歩いてみる)  2008年 2月

八ヶ岳に暮らしていると、土の道を、特に森の中をのんびり歩きたくなります。
八ヶ岳は、自然や景色に恵まれ、歩くと八ヶ岳が何十倍も楽しめます。
しかし、イギリスの田舎にあるフットパスのような、のんびり心地よく歩くことができる道はほとんどありません。 (土の道ではなく、「安全」な舗装の散策路は、なぜかよくできるのですが・・・)


そこで、昔使われていた「赤道(あかみち)」を復活してフットパス にできないかと、数人で、昔の道を実際に歩いて調査をしました。

最初の調査は、昔、木を運び出していたという、まっすぐに伸びる道。 途中、木が茂ったり、倒れたりで、不明になった部分も多少ありましたが、 みんなで使っている部分もあり、利用価値は高そうな道です。

次は、旧林道を調査しました。 これは、森の中をゆったりと曲がった道で、ほんの少しの整備で、非常に気持ちの良いフットパスになりそうです。 調査参加者も、俄然やる気が出てきたのです。


調べてみると、「馬入れ」と呼ばれている赤道のほかに、旧村道や、 所有権は個人にあっても道として使われる道など、昔人々が歩いていた道が、 森の中にかなり多くあることがわかり、フットパス作りの可能性が見えて来ました。

フットパス作りには、住民の協力が不可欠ですが、幸い、調査地域には、 多くのフットパス待望者がいるので、八ヶ岳にフットパス第一号の誕生は近い!と思っています。

フットパスを望む声は、住民だけでなく、観光客業者の間でも、自然をゆっくり楽しんで貰うには、フットパスが必要という声が 大きくなっています。

フットパスは、健康や観光のためだけでなく、赤道の復活すれば、現在は、生活から切り離された森が近くなります。 そうすれば、森の手入れも可能になり、自然保全に繋がると期待できます。

そこの暮らしから生まれた道は、その地域の文化や歴史を紡いで来ました。 だから、この歩く道を復活して、文化を後生に、伝えて行かなければならないと思います。 景観の会も、「フットパスのある八ヶ岳」を目指して、進んでいきましょう GO!

◆フットパス:

イギリスで発達した「人が歩くことを楽しむための道」で、田舎を中心に、イギリス国内を網の目のようにある公共の散歩道です。

英国のフットパス(田舎がきれい)→湖水地方や、「色々な柵」 

◆赤道(あかみち):

「赤道」とは公図に朱色で記された公の道で、「里道」と呼ばれるものと同じく、生活の中で自然に生まれたみち。 明治以降、形式上、国の所有とされ、管理は市町村に譲渡されている。 峡北地域では「馬入れ」と呼ばれ、馬が荷物を運べる幅の1.8〜2mで、3〜40年までは農作業や山作業に使われていた。

(A.K)