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八ヶ岳「森つくりの達人」講座

[晩秋編] 里山のめぐみ 〜薪割りもこんなに奥深い・ストーブの燃やし方〜


   日時:2007年1月27日(土)AM 9:00〜PM 3:00

心配された雪も止み、八ケ岳おろしもなく、ぽかぽか陽気の絶好の薪割り日和になった。
林業家の依田さんの指導のもとに、まずチェインソーの手入れ、目立ての仕方、取扱いの
注意を習った後、いよいよ玉斬りに挑戦。
アカマツ、カラマツ、ナラ、リンゴ、ヒノキ等いろいろな材を斬り、その感触を味わった。

玉斬り ■ 八ケ岳の南麓に住み着いて数年も経つと、チェインソーの扱いも慣れたもの。依田さんも安心して見ておられる。
  玉斬りが終わるといよいよメインの薪割りだ。
  長年の経験からいかに省力かつ効率よく割るか、各人の個性が出ていて面白い。
  最初の一撃に渾身の力を込めて芯を捕らえる薩摩の剣法示現流を彷彿させる薩摩流。
  振り子の原理を応用し、軽く振り上げ、振り下ろした瞬間に力を入れるイチロウ流。
  こつこつと同じところを何度も叩き、最後には割ってしまう啄木鳥戦法の山本勘助流。
  これは女性陣に多いようだ。
  また、丸太の端から削ぎ取るように割っていくのは野球拳流も披露された。
薪割り1 ■ なかなか絵になっています。これは何流?

枝分かれや節の部分にあたり、自称名人でもかなり苦労する場面もあったが、いろいろな樹種を割ってその感触を味わった。
薪割り2 ■ 昼食後は数箇所で残った材を割る。皆、佳境に入るとマイク同様、斧を放さないひとが続出。
薪を束ねる ■ 薪が出来ればそれを束ねる。針金の箍(タガ)を使って束ね方を伝授する依田さん。
薪束 ■ 自分達で割った薪を束ねる。少しでも格好よく束ねられるよう適当な薪材を探すがなかなかうまくいかないようだ。
  一汗掻いて薪束も出来上がるとストーブ談義に入る。
  参加者の殆どが薪ストーブを使用しているので話が弾む。
  タールが燃えて煙突から火が吹き出したとか、炉に雀が落ちてきて困るなど
  使用者ならではの話が続出。
  薪を燃すと放出される炭酸ガスも、同量を吸収するだけの植林をすれば
  大気中の炭酸ガスは増加せず、薪ストーブは地球温暖化防止にも役立つ。
結び方を伝授する名人 ■ 出来上がった薪を前に労働後の心地よい疲れを感じて満足そうな参加者の皆さん。

(M.T)