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八ヶ岳の森つくり
みんなの力で森を再生「八ヶ岳の森つくり」
森が好きな人、どなたでも歓迎!!
八ヶ岳南麓では、放置されたり充分な手入れがされてない山がたくさんあります。
「八ヶ岳の森つくり」では、そんな山林を再生して、生命力あふれる姿を取り戻し、 多種多様な生物が存在する美しい森を目指して、活動していきます。
八ヶ岳を訪れる人々に、自然に溢れた豊かな山林の姿から、自然の美しさ、尊さを体験して貰うと共に、 八ヶ岳南麓に暮らす住民も日常の生活で目にする八ヶ岳の山林が美しい景観を保つことで、 生活環境の向上に寄与できることを願っています。
森つくりは、とても小さな最初の一歩。
森の中は新鮮な空気にふかふかの大地。いろんなことが見えてくる最高の体験の場です。
是非、一緒に森つくりを考えていきましょう。
当会では、2001年から森つくりを行って来ましたが、 2008年から、大泉町の標高1300mにある里山「甲斐の森」で森つくりを始めました。
「甲斐の森」の所有者の提案で、「甲斐の森」を当会会員の里山として、
会員が森の恵みを利用し、そのために手入れを行い、維持していく活動を行なうことになりました。
かつて、里山は暮らしと密接に繋がり、人々は暮らしに森を利用し、そのために森を整備維持
してきました。 「甲斐の森」は里山の現代市民版です。
「甲斐の森」はコナラが主体で、桜や赤松が混在し、ツツジ類も多く、 昭和30年頃の山火事以降に育った樹齢30−40年の森です。
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「甲斐の森」の森つくりの方針
@広葉樹の森として、美しい森林景観を守り、育てます。
広葉樹(八ヶ岳の自生種)の雑木林をまもり、育て、次世代に伝えていく。
A湧水の涵養林としての役割を守ります。
開発で森が減り、この地の特徴である標高900〜1000mにある湧水は
水量が1/3に減少していると言われ、その将来が危惧されている。
Bいこいの森、楽しめる森にします。
会員が憩える、楽しめる森にする。(森林セラピー的な森)
C森の産物を活用して、“里山”としての機能を守ります。
薪・ほだ木原木・腐葉土つくり・不要な幼木の活用など森を活かし持続させる。
八ヶ岳の森に入ったことありますか?
木漏れ日、森のすがすがしさ、やわらかな土と、森ならではの楽しさがいっぱい見つかります。
気楽に、森に親しみ、森を知り、森の中で憩えるのも里山ならではの良さがあります。
是非、里山「甲斐の森」に遊びにきてください。